楽天株

ネット通販首位を誇る楽天証券。契約ショップ数は2005年11月の時点で45,000件に達し、日本最大のショップ数となっています。インターネットショッピングモールやオークションを運営し、業界1位のYahoo!撃墜を目標としています。1997年に三木谷浩史氏らによって株式会社エム・ディー・エムとして設立、1999年に商号を現在の楽天株式会社に変更しました。2000年にジャスダック証券取引所に上場しました。同年の12月にインフォシークを完全子会社化しています。2004年にサッカーJリーグのヴィッセル神戸のメインスポンサーに、2005年からはプロ野球に参入したことで有名です。楽天証券の提供している『マーケットスピード』(Windowsのみ)は、株式投資をする投資家にとって必要不可欠なツールです。ネット証券最強といわれるマーケットスピードには、自動更新される『リアルタイム株価』、20種類以上の『分析チャート』、『リアルタイム・ランキング』や『速報ニュース』と内容はとても豊富で、株初心者も含め、すべての個人投資家の株式投資をサポートしてくれます。

トヨタ株

トヨタ自動車株式会社といえば、ゼネラルモーターズグループに次ぎ、世界第二位の販売台数を誇る最大手級の自動車メーカーです。また、日野自動車、ダイハツ工業の親会社であり、富士重工業の筆頭株主でもあります。1949年(昭和24年)5月に東京証券取引所、名古屋証券取引所、大阪証券取引所第一部に上場しました。1999年(平成11年)9月にニューヨーク証券取引所、ロンドン証券取引所に上場しました。2006年10月に東京株式市場でトヨタ自動車が上場以来初めて7000円台に乗りました。時価総額は約25兆円に達しています。トヨタグループの生産・販売が北米を中心に伸びているようで、2006年上半期の世界生産は、前年同期比8.7%増加しているなど好調な業績が株価上昇の背景にあるようです。株主優待制度はありませんが、配当金については業績や新規投資計画を勘案しながら、連結配当性向を30%とすることを目処としているようです。そのため資本効率の改善をはかるために自社株買いも実施しています。2006年12月には連日上場来高値更新となっていて、日本株に外国人投資家の買いが流入しています。トヨタ自動車の業績は順調に推移し、優良企業と評価されています。

自社株

自社株買いとは、別名 自己株取得ともいい、その名の通り、自社の株を買う事を指します。配当の場合はすべての株主が現金で受け取れますが、自社株買いは現金化するか選択できます。過去に発行した自社株を買い戻し、自社株を利益等で消却することにより『バランスシートの圧縮』や『株主への利益配分』に繋がります。買い戻しには上限があり、会社の情勢によっては変更もありえます。以前までは自社株買いは債権者保護の立場から原則的に禁止されていました。財源という目的を限定した形で認められたのが1994年。自社株消却(株式消却)やストックオプションの付与等目的が制限されていました。しかし、2001年以降は商法改正により、目的を定めず金庫株として保有できるようになりました。2003年の9月以降は株主総会での定款変更によって一定の財源の範囲内ではありますが、取締役会で自社株買いの時期や量を決められるようになりました。資本効率を表す指標は株主資本利益率(ROE〈Return On Equity〉)を使うのが一般的です。ROEとは株主資本を効率的に利益を上げたかを示す指標です。ROEが上昇するには利益が資本を上回らなくてはいけません。投資家が投資判断の適否を決めるときに参考にするのはROEや1株あたりの利益です。自社株式取得(自社株買い)を行うにあたって多くを占める理由は、資本効率の改善をし、株主利益を増やすことです。

Copyright © 2008 楽天株とトヨタ株購入特集